【セイムビート】どくルビート【最終34位レート1751】
こんにちは。セイムビートお疲れさまでした。
最終34位レート1751
26勝6敗
【考察】
セイムビートのルール
①同じポケモン可
②同じアイテム可
注目したのは①と③。
まず①ですが、型の変更で役割対象や有利不利を変更できるポケモンは少なく、同じポケモンを二匹以上選出してもサイクルが回しにくくなりそうなので、相手に同じポケモンが複数体採用されているからと言って同時選出されるとは考えにくい。統一パなどの一部の例外を除いて、ほとんどのパーティ相手には対戦内容自体は普通のルールとあまり違いはないと思いました。
とりあえず要注意ポケモンだけを考察段階でピックアップしました。型によって役割や有利不利を大きく変えたり、パーティに二匹以上採用される可能性が高いポケモンを考えました:
→物理でも特殊でも技構成次第で対応範囲が大きく変わる。
→二体以上採用されていたらのろい+いたみわけのメンヘラ型や起点作りを警戒したい。
→個人的にこのルールを一番有効活用できるポケモン。物理特殊サポート何でもできる。
→二匹以上いたら物理型と特殊型に分けられている可能性が高い。
次に③の準伝説禁止。などのサイクル戦で強めなポケモンがそろって出禁の環境。
以上の考察から受けループを使うことにしました。役割対象と有利不利がハッキリしている構築なので、同じポケモンにも対応しやすく、準伝説がいないので動かしやすいだろうと考えた。
後とは環境トップになると予想していました。
【パーティ/構築】
まず様子見クッションに便利な、相性補完の、ここまでで重いナットレイの対策にもなり個人的に使いやすい特殊受けの4匹を軸に、残りの二匹はセイムビートの環境で増えそうな相手に対応できるポケモンを考えた。
サンダーがいない環境なので代わりの特殊電気・ボルチェン枠としてジバコイルと水ロトムが多くなるだろうと思い、この二匹に後出しから対応しやすく、ボルチェン+ウオノラゴンの並びにも強めなHDちょすいを採用。
次に物理受けはドヒドムドーだけではどう考えてもダイサイコエースバーンが重く、特に相手のパーティに二体以上エースバーンが採用されている場合、役割集中で崩される可能性も考え、エースバーンに単体で対応できる物理受けとしてHBをパーティに採用して構築が完成した。
【個体紹介】
ドヒドイデ@きれいなぬけがら
特性: さいせいりょく
性格: ずぶとい
実数値: 157 - x - 222 - 73 - 162 - 58
努力値: H252 B236 S20
どくどくマシーン。セイムビート環境は鋼タイプの数が少なく、どくどくの刺さりが良かったので通常ルールよりも活躍できた。
元々くろいヘドロで使う予定だったが、セイムビートが始まる直前でと渦潮滅びが頭の中でチラついたのできれいなぬけがらに変更した。一回だけとマッチングしたが、スカーフトリックでぬけがらを没収され泡吹いて降参した。ゴチル対面はちゃんとバンギバックしましょう。結果的に抜け殻は自分のプレミで役に立つことはなかったので実質全試合アイテムなしで戦っていた。
エアームド@オボンのみ
特性: がんじょう
性格: わんぱく
実数値: 172 - 100 - 211 - x - 90 - 91
努力値: H252 B252 S4
技: ボディプレス ステルスロック てっぺき はねやすめ
安心と安定のHBムドー。剣舞珠をまともに受けられるポケモンがかしか存在しないため自然とパーティに入っていた。
特性のがんじょうのおかげで後出しから強引にダイマターン枯らせるのが便利だった。
バンギラス@たべのこし
特性: すなおこし
性格: しんちょう
実数値: 207 - 154 - 130 - x - 149 - 98
努力値: H252 D124 S132
S: +1で最速トゲキッス抜き
HD: 残り
気合のキッス受け。フェアリー技弱点だが、はどんな受けポケモンを用意しても飛行技を半減できなければ結局エアスラッシュでひるまされ、突破され、メンタルボコボコにされるだけなので、そうなるくらいならを使った方が精神的に安定する。精神崩壊ケア、トゲキッス環境ではとても大事。
りゅうのまいでSを上げたり、スカーフトリックされても最速キッスの上を取れるので狂ったようにエアスラひるみでゴリ押そうとするトゲキッス使いは対策できる。
などと偉そうなことを言ってはいるが、普通にわるだくみがキツイ。まぁ、を採用してもひるみで突破されるだけでしたし、ひるみかダイフェアリーにボコられるのどっちがいいか聞かれたら自分は迷わずダイフェアリーにボコられに行きます。
ガラルヤドキング@くろいヘドロ
特性: さいせいりょく
性格: おだやか
実数値: 196 - x - 100 - 130 - 176 - 59
努力値: H204 D236 S68
S調整は無振りドヒドイデ+4
二番目の特殊受けだが、主な採用理由は対策。
ナット入りにはのねっとうで焼いて、のかえんほうしゃで倒す動きを想定していたが、を一度も選出されなかったので機能しなかった。
見た目に強そうだが、エアスラひるみで突破されるのが目に見えていたため、相手には当然一度も選出していない。
カバルドン@オボンのみ
特性: すなのちから
性格: わんぱく
実数値: 215 - 132 - 187 - x - 92 - 68
努力値: H252 B252 S4
技:じしん ヘビーボンバー のろい なまける
ちょっとだけ変わったすなのちからカバルドン。もパーティにいるので、わざわざカバもすなおこしで使うメリットが少なく、と一緒にサイクルして定数ダメージでこちらの受けの乱数がずれるのも嫌だったし、なによりバンギと一緒に選出する場合砂ターンの管理が面倒になりそうだったので夢特性で採用した。
途中までほぼ特性なしだと思いながら使っていたが、がわるだくみに突破された試合で負けたな~と思いながらラス1カバにダイマ切ってダイスチルしたらHPほぼ満タンのトゲキッスを吹っ飛ばして自分でも驚きました。そういえばすなのちからって鋼技の威力も上がる効果でしたね。ちなみに通常特性で使っていたら攻撃を耐えられて負けてました。
ヘビボン(ダイスチル)+のろいで積み技持ちの物理アタッカーにも後出しからでも勝てるのでかなり使いやすかった。弱点の少なさもあり物理アタッカーにはほぼほぼ崩されず、ダイアースで特殊耐久も上げることが出来るので、カバにダイマックスを使い要塞化して相手を詰ませるルートを一つの勝ち筋として取れるのも良かった。
持ち物は交代時の珠のキョダイカキュウ2耐えするためにオボンを持たせています。アッキのみでも同じ動きはできますが、サイクル戦でアッキのBアップは無駄になりやすいので、サイクルでも使い勝手のいいオボンにしました。
ヌオー@オボンのみ
特性: ちょすい
性格: おだやか
実数値: 201 - x - 105 - 85 - 126 - 59
努力値: H244 D236 S28
技:だいちのちから まもる どくどく じこさいせい
ヌオー枠。ボルチェンの一貫切り、ジバコミトム対策として採用。仕事はシンプルで後出しからどくをばらまくだけ。だいちのちからは鉄壁ジバコイル意識。役割対象が限定的だったが、入りには全勝できたので満足している。
Q: トドンでよくね?
A: トドンでいい。
ちなみに自分はどくどく大好きなのでトドンにはしません。
【選出パターン】
初手ドヒドイデ+物理受け+特殊受け
だいたいこれ。初手にを投げ、どくどくから試合を開始する。毒を入れた後は適当にくるくるするだけ。どくどくの通りがやたらいい環境だったのでほぼほぼこれで勝てた。キツイ並び相手にもサイクルで毒ターンを稼ぎながら誤魔化していました。
どの物理受けを出すか、どの特殊受けを出すかは相手のパーティを見て決めないといけないので正解はないです。
個人的に以下の選出を意識していました
VS→確定
VS→確定
VS→確定
VS→確定。ダイマックスして強引に突破する
VS→優先。カバよりも他の受けポケモンを選出しなければいけない時はサイコエスバは切って、でエスバを受けていました
その他、を出せないパーティ相手には、特殊アタッカーをのダイマックスで処理していました。
【苦手なポケモン】
無理→きあいだめインテレオン
勘弁してくれ→トゲキッス
これらのポケモンは何故か特殊ルールで増える。やめてくれ~
【おまけ/負け試合】
負けパターンの反省も今後のインターネット大会の考察に役に立つかもしれないので一応残しておきます。
きあいだめインテレオンに二回負け→多分どんな選出でも勝てない。ちなみにちょすいヌオーはキョダイソゲキで吹っ飛ばされます。
わるだくみフーディンに一回負け→交代時わるだくみからバンギ突破されて負けました。
プレミ負け→ドヒドイデでゴチル対面突っ込んで、スカーフトリックでぬけがら奪われて詰んだ。
サイクル負け→ステロ+メガネアローラキュウコンでバンギラスが交代時に削られ、深読みしたらキュウコン対面でかみくだくを押してさらにバンギが削られてしまい、最終的キュウコン残されてほぼ詰んだ状態になりました。構築的にキツイ相手だったが、リスク管理出来ていなかったし、他の場面でも択に弱かった。
回線エラー→初手ヒトデvsガルド対面でねっとう押したらガルドと自分の回線が焼けた。
【最後に】
対戦数と時間もまだまだ残っていたのでワンチャン1800目指せましたが、時間がかかる構築を使いながら気力と集中力が持ちそうに無かったので一時くらいで早めに撤退しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。